夢。Mさんは80歳近いのに背筋が常に正しい。電車の中でも座らない、吊革に捉まってヘーゲルを読んでいる。駅に近づいたところできれいに紐で綴じて僕に渡しながらこう言った—–

「ヨシダくん、なかなかコーフンするね」。


Porcupine Tree〜Steven Wilsonの作品の中でも相当気に入っている『Hand Cannot Erase』に”Super Deluxe”バージョンというものがあることを知る。Demoが10曲ほど追加されているんだけど、どれも素晴らしく久し振りの通勤電車車中で聴き狂っているところ。

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Steven Wilson『Hand. Cannot. Erase.』(2015)


金色のウィスキーと共に去りぬ、我が妄想の日々。しかし最近は週末しか呑まなくなった。平日は体がアルコールを拒絶するようになったのさ。


今、取り組んでいる曲の一つをピアノバッキングで歌い、見つめ直す。

急激に暑くなったせいか、本調子から外れた感じの日々。


「私は楽しいことがあっても嫌なことがあっても、心に振動が走ります。私は変化に弱いようで、いつも心が震えて疲れます。淡々と悟りが開けたら、きっと楽なんでしょうけどね」。

「死」を考えると、自然とやるべきことが見えてくる。与えられた時間は限られているのに、このまま歳をとって死んでいくのではあまりにも虚しい。何もしなければ何も起こらない、自分が生きている証を具体的な何かにぶつけてみよう、そんな思いを募らせている」。

これを聴きながら。

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Jim Campilongo『Coal / In a Sentimental Mood』(2019)


自由が丘で某ギタリスト氏のライブ。完璧。終演後、副都心線で新宿三丁目、Base Bar。客は僕ひとり。

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ステンドグラス。向こうから光がやってくる。それは内部イルミネーションをオンにする。

高性能な郷愁。心に唯一残された、人間的な陶酔。

…ここ数日間、偏頭痛に悩まされている。猛暑のせいだろうか。


スウェーデン発ソフトサイケ。気に入ったのでここにメモ。

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Dina Ögon『Dina Ögon』(2021) 


辿り着けないまま朝を迎える。ため息が波動となって、胸元で潮騒のようにさざめいている。涯の無いイメージが、胸中の虚点でぐるぐる廻る。

これを聴いていた。

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Radiohead『In Rainbows』(2007)


江戸川公園で創作活動中。適度に風があって心地よい。

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