中野で師匠とセッション。テーマはLarry Carlton『Room335』。ただ音符を追うだけでなくフレーズを分解しながら、なぜここでこの音が使われているのかその背景まで分析、説明を受けながら。普通のロックミュージックならここまで踏み込むまでもないけど、それができるのがLarry Carltonサウンドの奥深さである、と。その前に、肝心の指が思うように動いてくれない(苦笑)
仕事帰り。灰色から闇へと吞み込まれていく西新宿の空。その絶望的なグラデーションを背にいい加減なメロディーが溢れ、どうでも良いリズムが踊る。街に漂う無意味なエネルギー、思わずコンクリートの階段を駆け下りギネスを1パイント。それがいつもより苦く感じるのは夜の静脈が逆流し始めたせいなのかもしれない。