終日、自宅で作りかけデモのギターアレンジをあれこれ考える。時折TVから耳に入る音楽がゆがんで聴こえる。そのたびに気持ちが沈んでしまう、ギターの音は問題なく聞き取れるのに。いや、今耳にしているギターの音は既に本来の音ではないのかもしれない、考え始めると気が狂いそうになるけどこのギターの音は確かに、最高にすばらしい音として聴こえている。

師匠とセッション。カッティングの極意、ダウンは人差し指の爪、アップは親指の外側も弦に当てること。これはRay Parker, Jr.(Ghostbusters)の教えだそうで。

人間Dock。人生初胃内視鏡検査。十二指腸からカメラが戻ってくる様子をモニターで凝視、問題無かろう。

都立高校の入学手続きを進めながら、その優遇振りに驚いている。先ずは一人1台端末施策、Microsoft社製12万円相当のPCが3万円(Office込み)。それから授業料の無償化。ありがたい。

日々聴こえ方が微妙に変動していて、それを脳の中で観察(?)し続けている。まだ慣れない左側頭葉が混乱すると右も連動しておかしくなるのがよくわかる。しかし時々音程が狂って聴こえる理由が今も分からない、普段読むことのない医学文献をあれこれ調べたりしているのだが、音響工学的な知識も必要なのかな。

降りしきる冷たい雨、滲む街の灯り。風洞化した胸元を孤独な足音が通り過ぎていく。