欲望する都市のバイオレットを縫うように飛び交う羽虫。夜の口径で旋回する夢幻のプロペラ。不定型な時間が脈打つ夜。

久しぶりに出社、山手線、新宿駅構内はいつも通りの混雑。さすがに気持ち悪い。おまけに感覚が鈍っていることもあって、激しく疲労。何もできず。

その昔「口をつぐんだきみの夕暮れが、言葉をつむぐ」という曲(宇宙のささやき)を創った。そのぶっきらぼうな歌い方も含め、とても気に入っている。そして今「あさなぎの頃きみが奏でた音が、狂う」という曲を製作中、今も僕は「きみ」を探している。

今週から週二日程度出社することになったが、今日も在宅。相変わらず奇妙な不安感、孤独感、妄想…に苛まれながらひねもす見つめ続けるPC。

eelleの初期ナンバー数曲をSoundcloudにUploaded。主に新メンバーへの楽曲紹介を目的として。詳細は近々このコーナーにて。

5月のゆるやかな坂の途中に、アブストラクトな壁画があった。帰宅して新曲の制作作業、不意にゼロから無限に向かってダイヤルを廻す。不在音の繰り返し。

これを聴いていた。


Ed O’Brien『Earth』(2020)

詩的に消化するのが幾分困難な日々。後からやってきた時間に対し、お先にどうぞ、と。

これを聴いていた。


Chris Minh Doky『THE BOARD TAPES』(2014)

ゆらめくものたちのうつくしいひずみ。取り締まりようもない時間。

これを聴いていた。


Annelie『Snow』(2018)