見開かれた白いノートに記された記号。余白に漂う不定愁訴。

1日の大半を労働に費やす。周囲の声がラジオの野球中継のように聞こえている。

午後、中野で師匠とセッション。再びエレキでソロ・ギターに取り組み中。終了後、馬場のスタジオでデモ作成の続き。歌い方をあれこれ模索すること60分弱、ある程度決まったところで今度は構成を見直したくなってきた。いや、アンサンブルとはそんなもの。

週末クリエイター。製作中のデモ、先ずはピアノに向かってPre-Chorus前のVoを見直し。声に出さないこと何とも言えないので、明日スタジオに入って確認することにする。あとはもう1曲の構成を練る、自転車で目白台方面を走りながら。

激しく疲れ果て、久し振りに五色湯。先ずは10分漬かる、2回目は5分でアウト。とはいえ熱で体の中の毒が溶け出したような気分になる。

痛みがあるのにその傷を見つけることができない。そんな感覚を引き摺ったまま今日も一日が終わる。明日もきっとモノクロームな新聞街を彷徨い歩くだけさ。

雨に煙る都市。第三幕の着想は疲労降り積もる京王線車中にて。