芸術家が非在を描き、のっぺらぼうが存在を主張する。記号としてこの夜に佇み、暗号として可視光線に舞うものたち。不意に手をかざすと、何もかもが透けて見える。
じんさんのYouTubeチャンネルにeelle(第一期、00年代前半)のレア音源が続々Upされている。『狂区』『バクテリア、爛々とウィルス』など、何かやばいものを聴いてしまったような、軽い心の錯乱を感じてしまう作品ばかり。君も聴いてみたまえ。
中野で師匠とセッション。テーマはLarry Carlton『Room335』。ただ音符を追うだけでなくフレーズを分解しながら、なぜここでこの音が使われているのかその背景まで分析、説明を受けながら。普通のロックミュージックならここまで踏み込むまでもないけど、それができるのがLarry Carltonサウンドの奥深さである、と。その前に、肝心の指が思うように動いてくれない(苦笑)