夕暮れの目白通りにて、現実から徐々に遊離していく街並みを眺めている。日常の小事にかかずらって苦しい心の中から何かが落下していく音。信号が数回変わったところで次の呼吸タイミングが分からなくなる。

これを聴いていた。

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Jim Campilongo『Coal / In a Sentimental Mood』(2019)

雨粒みたいな時間が降り続いている。しかし何も聞こえない。仕事の合間に立ち寄った、茗荷谷の喫茶店にて。

ギターとピアノを弾きながら連休が終わる。製作中の楽曲、師匠からの宿題、向き合うべきテーマが一杯。この歳でこんなに音楽三昧になろうとは。

旧友Kと西早稲田、串衛。学生の頃から通い続けること30数年、今も変わらぬおもてなし。痛飲夜を徹す。

ようやく歩けるようになったので出社。人影まばらなオフィスで黙々。帰り道、電球色の街に細雪。