自宅から嫁の実家まで30kmラン。過去最低記録だったけど何とか完走。「走ることがクリエイティブのために大事な役割を果たしている、という肉体的な実感をずっと持ってきた」とは村上春樹の弁。

欲望する都市のバイオレットを縫うように飛び交う羽虫。夜の口径で旋回する夢幻のプロペラ。

アコースティック・ピアノとエレクトリック・ギターの協和音。森の朝と黄濁した波とのアンサンブル。

疲労にまみれたマテリアル・シティの残響。雨音はそれを掻き消しながら、街灯が優しく滲んでいる。

のぞみ94号東京行き13号車9番E席にてメモ。

品川駅は帰省客、外国人観光客でごった返していた。改札前の電光掲示板には遅延と発着の情報がせわしなく書き換えられ、アナウンスが同じ言葉を何度も繰り返す。大きなスーツケースが人の流れに逆らう度に空気が僅かに歪むような感覚。その緊迫感が時々途切れ、ホームに新幹線の低い唸りが響き渡る。実家に向かおうとしているところ、それは出発の合図というより、思考を中断させるための音のように聞こえる。

夕方、代々木のスタジオでeelleリハ。新曲2曲のアレンジ、ほぼまとまる。来月もう一回リハやって2月からRec、ということになりそうだ、エンジニア・Kさんの予定次第だけど。終了後は駅近くの居酒屋で忘年会。

今日から年末年始休暇。AMはいつも通りギタートレーニング。午後から目白田中屋で正月用のSingle MaltとDark Aleを購入。夕方、馬場のスタジオで新曲の調整あれこれ。