「働いているのに、何かが失われていく」ような感覚。働くほどに“生”が浸食されていく。その逆説が詩的に膨らむ余地をたくさん持っているような気がする。そして、脈打つピストル。

中野で師匠とセッション。その後、馬場で新曲のVoトラックを練る。自分の音楽に向き合い続けて宵闇。

自宅マンションの理事会。先月、臨時総会に上程した修繕積立金値上げ案、賛成票が1票足りず否決されてしまったので見直し検討。矢継ぎ早に来月、2回目の臨時総会を実施することにした。いずれにせよ資金が足りんのだ。また先の短いじいさんたちに抵抗されるだろうけど、集合住宅において修繕積立金は税金みたいなものさ。

…ということで議案文書のとりまとめ作業だけで一日が終わってしまう。

たおやかな午後の光線、曖昧なビルディングの稜線。オレンジ色の時刻に向かって誰もがこの存在を曖昧にする。

立棺の連なりが見える。何事も無かったかのように。


今週は大事を取って在宅勤務。投薬で改善しなければカテーテル治療で根治できるんだから心配はしていない。とはいえ暫く静養したいなぁ、山あいの温泉地あたり。