新宿でeelleリハーサル。各曲のアレンジもほぼまとまり、来月はRecに向けてプリプロ音源を作成しようと考えている。一発録りしたバッキングにVo&コーラス後録り、エンジニア氏含め、Rec前に仕上がりイメージを共有しておきたい。


新曲の音像イメージを脳裏に繰り返しながら散歩。この部分は歌い方を見直そう、エンディングを伸ばしてコーラスを入れよう、などなど閃きを得る。途中、まだ決めかねていた曲のタイトルを思いつき、目白台運動公園のベンチでノートにメモ。蚊の集中攻撃を受けるも痒みが本格化するまで気が付かない。

がらんとした昼下がり、眩しいほどにはれあがる空虚。道端のコスモス、その赤紫色があまりにも美しく。

急激な陽光の変化に気持ちが勝手にうろつき始める。やがてハイハットが区切り始めるこの世界。

空に流れ出す都市の白熱灯。狂い無きサイズを素描する風の言葉。

「働いているのに、何かが失われていく」ような感覚。働くほどに“生”が浸食されていく。その逆説が詩的に膨らむ余地をたくさん持っているような気がする。そして、脈打つピストル。

中野で師匠とセッション。その後、馬場で新曲のVoトラックを練る。自分の音楽に向き合い続けて宵闇。