朝から自室で仕事をしている。窓から雨にけぶるサンシャイン60。音楽を止めたら遠雷の予感、胸の奥で何かがきしむ音。
仕事帰り、原宿・松下工房へ。Seen”RedTop”製造元への調整依頼。内容は以下の通り(リペアマンに渡したメモを転載)。
●ノイズレス加工:照明や電源によって倍増されるピックアップのノイズ低減
●ボリューム&トーンノブ改造:”5”の位置でカチッと固定できるように
●パーツ交換(2点):ジャックプレート、トグルスイッチ用ナット
●メインテナンス:
・3弦(だけチューニングが狂いやすい)、6弦(ビビり)
・共振(ボディ鳴り以外の変な音):1,2,3弦、1~5,6フレットあたりまで。フレット浮き?パーツの問題?
リペアマンに相談したところ「ボリューム&トーンノブ改造」はポット自体を交換するしかないが、そのポットがアクティブ用なのでやるなら大改造になってしまいますよ、とのことで断念。それから共振について、7~8年前にフレットをステンレスに交換したんだけどその影響もありそうだ。いずれニッケルシルバーに戻すかな、摩耗メンテが面倒だけど。
帰宅して一旦断念した「ボリューム&トーンノブ改造」について調べたところ「島村楽器浅草橋ギター&リペア店」で対応しているらしい。後日レポート。
重たい打ち合わせ帰りは宵の口、淡路町から神保町方面へと歩いている。若い頃この近くのオフィスに通っていたこともあり、その街並みに懐かしさばかりがこみ上げる。例えば宮地楽器、仕事帰りに店舗併設のスタジオを使ったことがあるが、なぜこんなところでリハをしたのか全く思い出せない。勢いでVOX-AC15やYairiのアコギを購入したのもこの界隈だったと思うが、どの楽器店だったのだろう。で、ふと気がつけば九段下。このまま神楽坂まで歩きながらもう少しだけ物思いに耽っていようかと考え始めている。