久しぶりに出社、いくつか会議をこなしプレゼンもしたけど今のところ補聴器なしでも問題なさそう。テレビの音声聞き取りなど日常生活においても少しずつ改善されてきているような気がするけど、オージオグラム(聴力検査結果グラフ)を見ないと正確な評価はできない。しかし耳に入るあらゆる音の聴こえ方を逐一確認する習慣が身に付いてしまい、精神的にとても疲れる。

午後、慶應病院にて術後の処置。外耳道に詰められていたガーゼは全て取り除かれたけど(小さいものが何枚も出てきた)、今のところ聞こえ方(感覚レベル)は大きくは変わっていない。暫く様子見、来月半ばに聴力検査予定。

午後、江戸川橋のコ本やでじんさんと待ち合わせ。約束のブツを受け取り予定だったが手違いで受け取れず。その後、早大通り沿いのなんちゃってカフェテラスで珈琲飲みながら話し込むことひとしきり。

午後、馬場で師匠とセッション。久し振りなのでおっかなびっくりだったけど、いつも通り。

夕方、板橋〜江古田方面を10kmラン。こちらも久し振りだったけど問題なく完走。

難聴と向き合い続ける中で、誰もが同じ音を聴いている訳ではないということがよく分かった。ユニバーサルデザインならぬユニバーサルミュージック(レコード会社ではなく)という考え方があってもよいのではないか、なんて思い始めている。

四六時中、聞こえ方ばかりが気になってしょうがない。右耳外耳が使えないので日常会話やオンライン会議は左耳でモノラル、音楽は骨伝導(外耳鼓膜経由音除く*)でステレオ。

*脚注:我々は気伝導(鼓膜)と骨伝導により音を聴いている。骨伝導は一度頭部内に入った振動子を外耳、中耳、内耳それぞれ3ルート経由ミックスで脳に伝えているのだが、そのうち外耳鼓膜ルートが使えない状況。解像度が少し足りない感じの聞こえ方。