都立高校の入学手続きを進めながら、その優遇振りに驚いている。先ずは一人1台端末施策、Microsoft社製12万円相当のPCが3万円(Office込み)。それから授業料の無償化。ありがたい。
日々聴こえ方が微妙に変動していて、それを脳の中で観察(?)し続けている。まだ慣れない左側頭葉が混乱すると右も連動しておかしくなるのがよくわかる。しかし時々音程が狂って聴こえる理由が今も分からない、普段読むことのない医学文献をあれこれ調べたりしているのだが、音響工学的な知識も必要なのかな。
降りしきる冷たい雨、滲む街の灯り。風洞化した胸元を孤独な足音が通り過ぎていく。
アイレイ・モルトを目の前に仏蘭西煙草をくわえ、いくつかの智慧と椅子を尻の下に従える。寒くてもそれが夏だった、昼を暗すぎると思っていた。やがてなだれ落ちる夕暮れ、窓辺に反転する閃きと実像。幻想の波間に揺らぐバクテリヤの淡い発光が夜空ににじみ出す時刻。
