午後、胸元に突如わだかまりみたいなかたまりが現れ、僕を謂れ無き不安に陥れる。離脱症状だ。その苦しい思考回路にぐるぐる振り回されていたところ、娘が救い出してくれた。自転車でどっか行こう、って。

正直言って気乗りしなかったが、敢えて灼熱の街路を娘と自転車で走っていたら徐々に気分が和らいでいく。

帰宅して更に5kmランして汗を流したらあのかたまりはすっかり消えていた。明日から毎日続けようと思う。ここ数ヶ月の毒が体内に相当量溜まっているような気がするので、徹底的に毒抜きしよう。体力回復はもちろんのことだけど。

早くもとの体に戻して復帰したい。ただそればかりを願っている。

離脱症状はかなり弱まった。

妻の母上からのお誘いにて、皆で日帰り温泉へ。その後お宅へ招かれ、夕食をご馳走になる。何気無いはからいに感謝すると共に、ご心配お掛けしてしまっていることを申し訳なく思う。

激しい離脱症状に耐えられず、主治医の許へ。結果一種類のみ復活させることになった。

春先から不眠などの症状がひどくなる度に薬を増やして凌いできたのだが、それを止めただけでこんなに辛い思いをするとは…

俺は復活できるのだろうか。ひどく不安になる。

終日、離脱症状と思しき動悸やめまいに苦しめられる。想定外の課題出現に、愕然。

朝から漠とした不安と胸締め付けられ感。離脱症状に苦しめられる。ランチに妻が作ってくれたピリ辛グリーンカレーを食べたら少し落ち着いた。

雨降りしきる午後、豊島区の中央図書館へ。精神医療系の専門書ばかり読んでいたら突如食あたりならぬ書物あたり状態に、更には激しい動悸とめまいに襲われる。やめときゃよかった…

「最近、顔色良くなってきたね」と妻が言う。何気ない一言に救われた夜。