ここに開けてある空虚。階段を駆け上がればビルディングに明滅するランプ。逝ってしまった夏のように、夜空に遠い月。 これを聴いていた。 Karlheinz Stockhausen『The Contemporary Lute』(1991) Posted on 2020-09-10
今週末も自宅でレコーディング・ワーク。日が暮れて酒と共に去りぬ、我が妄想の日々。 駅の射光から人々が吐き出されていく 9月の思想 内側から胸を突き刺すナイフ 9月の感傷 そして不在の神に祈りながら 悲しみを訴え続けるきみの言葉には 沈黙ばかりがからみつく 光のぬけがら 不安な混沌のモノトーン Posted on 2020-09-06