レスポール用ハードケースのハンドル部分が壊れて(写真左)困っている。修理できるところが意外と少なく、数カ所見積依頼して返事のあった町屋の工房へ。見るからに信頼できそうな熟年マスターの提案により、スーツケース等に使われているハンドルに交換することになった。氏の説明を聞きながら楽器用のハードケースは「ハードケース」のくせに脆い構造であることを知る。

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その足で上野の東京都美術館へ、東京都高等学校文化祭。鑑賞後、不忍通りをぐるっとランして帰宅。

仕事関係で川村元気氏の講演会。物語を生み出す思考・着想とは?

中野のスタジオで師匠とセッション。小節からはみ出す音の収め方とは?

詩人・砂原燎氏の作品2点とδ誌最新号が届いた。言葉だけでなく視覚的にも楽しめて、あまりの素晴らしさに目がくらみそう。

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Thank you, Mr.J.


久しぶりに慶應病院。先ずは聴力検査、その後オージオグラムを見ながらO医師と対話。結果は前回とほぼ変わらず、またチタン製耳小骨の認可が(厚生労働省の都合で)遅れているらしく再手術はそれ次第、4月に改めて状況を見ながら今後のことを相談することになった。心待ちにしています、と伝え信濃町を後にする。

2年前に手術して人工耳小骨に置き換えた結果、(生まれてこの方)殆ど聞こえていなかった右の聴力が若干改善され補聴器無しでも日常生活には困らない程度に復活。2Khzあたりはそれなりの聴力があるので会話は(人によるけど)問題なし。音楽だとVoトラックは問題ないけどその前後の音域が極端に落ちているのでピアノ、オルガンの倍音など微妙な音程が聴き取れない。ヘッドフォンならOKだけどスピーカーで聴く場合は楽器、音色、アレンジ、MIXによっては音がグニャグニャになってしまう。リハーサルスタジオもできるだけ広めの、デッドな音響なところを選ぶようにしている。その逆だと各楽器の分離感が崩れてグシャグシャに聞こえてしまうんだよ。

…ということで再び悶々と、待ち状態。