朝一で久し振りにヘアカット。最近通い始めたこのお店、昔のアメリカンな音楽が心地よく響く。窓の外は雨、遠くにかえるの鳴き声。

家で仕事してへとへとになる、なんて何かがおかしい。

これを聴いていた。


Brian Eno『Discreet Music』(1975)

梅雨冷え、出社、言葉のない恋歌。


toe『the book about my idle plot on a vague anxiety』(2005)

夕暮れの高田馬場界隈を歩いている。空から降ってくる深いため息に合わせてうつむく街並。ぱらぱらと道端に落ちてくる言葉、伝わり切れない弦振動、奥行きと拡がりの混濁。我に返ったかのように、その空気が揺れている。

淋しいリズムを刻む雨。濡れ冷やされていく街の匂い。感傷に引き込まれていくこころもち。

久し振りに新宿三丁目、Base Bar。カウンターにアクリル板、店主はフェイスシールド…だったらどうしようかと思っていたのだが、いつも通りだったのでほっとした。程なくやってきたゲンと共に、痛飲。

20数年前に購入したカセットMTR。久し振りに使おうと思ったら電源が入らない。

旋律の如きストーリーを描けるか。日常の連続性から乖離した、閃きの点描で。

これを聴いていた。


Lukas Nelson & Promise of the Real
『Enirely Different Stars』(2019)

時間が無音の微風の如く。翳りゆく月輪と、吹き溜まる想いの堆積と。

これを聴いていた。


Koki Nakano『Pre-Choreographed』(2020)

コンディション悪し。暑さで思考が歪んでしまったまま、落日。

趣味のベランダ園芸。今はくちなしが咲いている。