夜。冷たい雨降りしきる四谷三丁目交差点付近でバスを待っている。アーク灯に照応しきらめく雨粒、しかし朝のセンサーで選んだシャツ一枚では思いに耽ることもままならない、おまけに疲労困憊状態とあって、一刻も早く暖かなバスの座席に身を沈めたい。ダイヤグラムに目を遣ると、21時09分に最終バスがやってくることになっている、手許の時計は21時05分、あと少しの辛抱だ、しかし到着予定時刻を過ぎてもバスはやって来る気配がない。後ろに並んでいた人々はどこかへ消えてしまい、独りぼっちになった。既に予定時刻30分オーバー、寒さと疲れとむなしさで立っているのが精一杯、しかし僕はバスを待ち続けている。

何となく力無い一日。澄み渡る青空があまりにも皮肉だ。

これを聴いていた。

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Carlos Aguirre, Yotam Silberstein『En el jardín』(2020)

新曲の最終Mix、Up。今週末リリース、今回は2曲入り限定CD-Rも配布予定。追ってこのコーナーにて。

…ということで、ふぅ、おつかれー。で、盛大に打ち上げを開催したいのだが、まだまだ飲みに行っちゃダメなんだよなぁ…

仕事のストレスで衰弱気味。

じんさんに教えてもらった、ベルリンのバンド。特にM1「TrkSnake – Together Alone (feat. Severija)」M4「Zu Asche, zu Staub (feat. Severija)」を繰り返し聴く。

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Moka Efti Orchestra『 Erstausgabe』(2020)