今もまだ、そのストーリーの途中にいるのだろうか。手のひらの破壊が、時々光りながら季節を渡る。

欲望する都市のバイオレットを縫うように飛び交う羽虫。夜の口径で旋回する夢幻のプロペラ。不定型な時間が脈打つ夜。

久しぶりに出社、山手線、新宿駅構内はいつも通りの混雑。さすがに気持ち悪い。おまけに感覚が鈍っていることもあって、激しく疲労。何もできず。

その昔「口をつぐんだきみの夕暮れが、言葉をつむぐ」という曲(宇宙のささやき)を創った。そのぶっきらぼうな歌い方も含め、とても気に入っている。そして今「あさなぎの頃きみが奏でた音が、狂う」という曲を製作中、今も僕は「きみ」...

その昔「口をつぐんだきみの夕暮れが、言葉をつむぐ」という曲(宇宙のささやき)を創った。そのぶっきらぼうな歌い方も含め、とても気に入っている。そして今「あさなぎの頃きみが奏でた音が、狂う」という曲を製作中、今も僕は「きみ」...