僕にまとわり付いて離れようとしない抽象的な哀しみ。それはエゴイズムと自惚れがこびりついた暗礁、蝶番が外された蒙昧の罠。しかしそれは創造の源泉でもある。九頭蛇や牛頭人身獣だらけの肺病病みなこの世界にあって、それは着実に僕を...

黄濁した波と森の朝とのアンサンブル。まだ読み解かれていない音律、白日に潜む殺風景な因果律。久し振りの出社日、京王線の車窓から。

黄濁した波と森の朝とのアンサンブル。まだ読み解かれていない音律、白日に潜む殺風景な因果律。久し振りの出社日、京王線の車窓から。

幻想の波間に揺らぐバクテリヤの淡い発光の如く。そんな気持ちで雑司が谷界隈を歩いている。坂を上がると拡がる霊園、いきり立つサンシャイン。 これを聴いていた。 Michael League『So Many Me』(2021)

幻想の波間に揺らぐバクテリヤの淡い発光の如く。そんな気持ちで雑司が谷界隈を歩いている。坂を上がると拡がる霊園、いきり立つサンシャイン。 これを聴いていた。 Michael League『So Many Me』(2021)