明治通りを原宿方面に向かって歩いている。昨日とは打って変わって人が多い。断片化した思考は背後に砕け散り、ひどく近づく時間に不可逆的状況を悟りつつ。しかし手のひらの小さな破壊は今もなお、光りながら季節を渡る。

これを聴いていた。

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Melody Gardot『Worrisome Heart』(2008)