枯れた月にほんのり煙る夜の小景、その湿度を肌で感じながらコンクリートの階段を降り、ギネスを1パイント。しかしそれがいつもより苦く感じるのは、断絶と空白のヴィジョンに倦みはじめたせいなのかもしれない。
重たい扉を開け、表へ。賑わう週末の街角にあって僕はただの点在物にすぎない。そして再び激しい喉の渇きを覚え始める。
これを聴いていた。
Ryo Miyachi『now it is』(2021)
枯れた月にほんのり煙る夜の小景、その湿度を肌で感じながらコンクリートの階段を降り、ギネスを1パイント。しかしそれがいつもより苦く感じるのは、断絶と空白のヴィジョンに倦みはじめたせいなのかもしれない。
重たい扉を開け、表へ。賑わう週末の街角にあって僕はただの点在物にすぎない。そして再び激しい喉の渇きを覚え始める。
これを聴いていた。
Ryo Miyachi『now it is』(2021)