満天の星。あらゆる欺瞞が言い訳を失って、夏と秋のジョイント部分から夜の感情が漏れ出してしまっているような。

黒い繊維を切り裂きながら狂音と共に宙を駆ける風 幾重にも重ねられた幻想がたくまずして新たなデザインになる 再び夢を灯して音符が羽を休める時刻 僕が高感度フィルムだった頃の記憶が蘇る季節 これを聴いていた。 Melody ...

夜の冷却装置。逝ってしまった夏のように全てが遠く、逢う毎に優しくなっていくひとが、何故か少しずつ遠くなる。虚空に口籠もる遠雷の如く。 これを聴いていた。 Diana Krall『Live in Paris』(2002)

朝イチから健康診断だったので、久し振りにフル出社。昼も久し振りに外食、といってもファミマのイート・イン。 これを聴いていた。 Jeff Beck『Emotion & Commotion』(2010)

何もない昼。反社会的ではなく非社会的な感情が全身を駆け抜ける、果てしない余白と共に。 これを聴いていた。 toe『the book about my idle plot on a vague anxiety』(2005)