"July 2021"

夏の光線に包まれた無益なビルディング、悔しかったら野菜にでもなってみろ。社会にやさしく抹殺されていく、空洞を通う風の清爽、密かに積もる塵の音。夜空だけが、やけに明るい。

これを聴いていた。

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沢田穣治&フェルナンド・カブサッキ『coincidencia』(2020)


仕事帰り、南新宿ギャラリーZ。何も無い昼、黒いランプ。マロニエ、ユマニテ、ラジオシティ。彼らは丘の上から共同コミュニケを表出する。然し。投票所は相変わらずロック・アウトされたまま。

これを聴いていた。

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yutaka hiragana『say it all』(2021)


打刻がメトロノームの如く、倦怠の蒼穹も憂いに沈む望楼も、単なる時の羅列のよう。

これを聴いていた。

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OGRE YOU ASSHOLE『WORKSHOP3』(2020)


鈍色の空に招かれるように、散歩。雑司が谷霊園付近で群れを成す紫陽花、テクニカラーな小景。

これを聴いていた。

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SHALLOW WELL『SHELLBY -世界の片隅で静かに生きる-』(2020)


いい加減なメロディーが溢れ、どうでも良い欲望に踊る。矮小化されたルサンチマン、それをことさらにアンプリファイドするショウ・ウインドウ。そう、キャピタのリズムに、きみの叫びは黙り込む。

これを聴いていた。

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Noel Gallagher’s High Flying Birds
『Back The Way We Came』(2021)