未明に記憶が蘇り、慚愧の念に堪えられず、苦しみながら朝を迎え…なんて日々はもうイヤなので過去は全て忘れてしまえ、と常に心に念じているのだが、それがどうやら日常生活にも影響を及ぼし始めているようで、妻から脳ドックを受診するよう強く勧められる。いや、俺は過ぎ去ったことなど全て忘れてしまいたいのだ。俺を動かしたいのならevernoteとかじゃなくリビングの黒板にメモしておいてくれ。