ホテル。名前を告げると僕は番号に変換されカードキーに書き込まれる。エレベーターの鏡の中にもうひとりの無言が立っている。静かすぎる廊下は足音さえそよ風のようになびかせる。ドアを閉めると世界が一枚の壁になる。カーテンの隙間から知らない街の光がにじむ。それはきっと誰かの生活からこぼれ落ちたもの。ここだけが一時停止中、ニュースも天気予報も僕を特定しない(未完) Posted on 2026-01-29
寄る年波。今まさにその物語の途中にいるのだろう。手のひらに拡がる破壊が、淡い光となって季節を渡る。 今日はオフィスビル13Fの南側、陽当たりのよい場所でひたすら仕事をしていた。 Posted on 2026-01-20