金色のウィスキーと共に去りぬ、我が妄想の日々。しかし最近は週末しか呑まなくなった。平日は体がアルコールを拒絶するようになったのさ。

今、取り組んでいる曲の一つをピアノバッキングで歌い、見つめ直す。

急激に暑くなったせいか、本調子から外れた感じの日々。

「私は楽しいことがあっても嫌なことがあっても、心に振動が走ります。私は変化に弱いようで、いつも心が震えて疲れます。淡々と悟りが開けたら、きっと楽なんでしょうけどね」。

「死」を考えると、自然とやるべきことが見えてくる。与えられた時間は限られているのに、このまま歳をとって死んでいくのではあまりにも虚しい。何もしなければ何も起こらない、自分が生きている証を具体的な何かにぶつけてみよう、そんな思いを募らせている」。

これを聴きながら。

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Jim Campilongo『Coal / In a Sentimental Mood』(2019)

自由が丘で某ギタリスト氏のライブ。完璧。終演後、副都心線で新宿三丁目、Base Bar。客は僕ひとり。

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ステンドグラス。向こうから光がやってくる。それは内部イルミネーションをオンにする。

高性能な郷愁。心に唯一残された、人間的な陶酔。

…ここ数日間、偏頭痛に悩まされている。猛暑のせいだろうか。