光と風に感応してしまった、だから座りの悪い独楽、都市の虚空にくるくる廻る。 これを聴いていた。 擬態屋『DORAYAKI』(2021)

日曜日。蜂鳥の羽音が旋律のように遠い窓辺に響いている。風洞化した胸元を懐かしい足音が通り過ぎていく。一齣毎に微動しながら、未完のオブジェが白黒フィルムの陰影で語り始める、その音を聴いている。 憂鬱は凪いだ熱情に他ならない...

日曜日。蜂鳥の羽音が旋律のように遠い窓辺に響いている。風洞化した胸元を懐かしい足音が通り過ぎていく。一齣毎に微動しながら、未完のオブジェが白黒フィルムの陰影で語り始める、その音を聴いている。 憂鬱は凪いだ熱情に他ならない...

近所のスタジオでグランドピアノを弾きながら歌う。恐ろしく高揚。あと必要なのはオーバードライブなギターとオルガンだけ、どちらも自分で具現できる音像イメージだ。逆に言えば、クリエイティブに具現化できないものは端から自分の中に...

コンディション悪し。ゼロから何かを考えることが難しく、有り物の型をなぞるだけ。