夕闇に包まれながらビジネス街区からターミナル駅へと続く通路を歩いている。通りがかりのフラワーショップに咲く青、赤紫色のローズマリーにはっとする。その非日常的な色合いがどこか刹那的でうら悲しい、宇宙の生滅サイクルを掻き乱すようで。

改札を抜けキオスクでロング缶2本を購入しのぞみ44号。出張先から精疲力尽状態で帰京中。