朝から新宿区中落合の聖母病院へ。年明けからの左耳トラブルの原因を何とか知りたい、それが分からなければ不安と恐怖に潰されてしまう。これまでの聴力検査データと共に自力作成資料(聞こえに問題がある楽器、周波数帯、鎮静/催眠薬服用履歴※など)も専門医(慶応大学医学部耳鼻咽喉科准教授)に事前に渡した上で診察を受ける。結果、最も恐れていた内耳〜聴神経では無く(骨伝導は軽度難聴レベルを維持しているので)、中耳に何らかの問題があるのではないか、また左右の聴力バランスが崩れてしまったことにも要因があるのではないか、という診断を受ける。いずれ聴力が無くなってしまったりするような状態では無いことが分かって先ずはほっとした、そして今後はCT検査、MRI検査を行って、詳細を確認していくことになった。

とはいえこれまで通り100%音楽を楽しめる状態ではないことに変わりは無い。音楽を聴くには骨伝導ヘッドフォン、音楽をプレイする際はボリュームを抑える…といった対応が必要。だけど音楽との関わりを諦めなくてもよいことが分かって、本当によかったよ(涙)

それから上記※の件。先週、初めて訪れた薬局の薬剤師から問診票に記載した睡眠薬について「長期に渡る日常的服用が影響している可能性がある、今すぐやめて聴力に変化が無いか毎日自分を観察しその結果を医師に伝えよ」と指摘され断薬したところ、昨日からピアノの音が(曲にもよるけど)徐々に認識できるようになってきた。離脱症状(不眠、耳元のシャリシャリ高音)がきついけど、聴ける音域が拡がるなら苦にならないさ(今のところ)。

ということで1月の発症以来誰にも話せず(eelleのメンバーには状況だけ伝えた)、内心じっと悩み苦しんできたのだが、(繰り返すけど)音楽との関わりを諦めなくてもよいことが分かって本当によかったよ(涙)。今夜は独り乾杯じゃ、そのうち飲みにも行くぞ。