夢。黒いゴムホースを幹線道路沿いに敷設している。一般的な青いそれと粘着テープで接続するところからスタート、それをぐるぐる巻きにして肩に掛け手動で道路の端に伸ばしながら設置している。やがて奥まったところに高層ホテルが現れ、道なりに車寄せ方面に向かっていると自動ドアの向こうから警備員数人が何かを発語しながらこちらに向かってくる。不意に手許を傾けるとホースの先端から鼻を刺す揮発の匂い。すると液体が垂れ始め、舌を伸ばそうとする目に見えぬ火。引火寸前の心臓が脈拍を上げ、それを拒もうとしている。そのあとは言語化不能。