自宅に戻り落ち着いたところで、記憶が新しいうちに今回の手術について書き残しておこうと思う。
11:40に病室を出て、看護婦に案内され7Fの手術室へ。部屋に入ると数人の若手スタッフが準備をしている。名前と生年月日を確認され、促されて中央の幅狭なベッドに仰向けになると、マスクを装着され「腕に点滴を刺しますよ」と言われた途端に記憶が無くなった。意識が戻ったのは丁度手術台のベッドから移動式のベッド(病室から持ってきたようだ)に数人の手で移動させられている最中で、あれこれ声を掛けられたのだが眠気と胸元の気持ち悪さとでまともな反応ができなかった。病室に戻ったのが15:10だから手術は3時間近く掛かったのだと推測され、これだけの時間全身麻酔されていたのだから体へのダメージも相当なものだったのだろう。術後もフットポンプ装着、酸素吸入器、尿管カテーテル、点滴を繋がれたままで、時折じわーっと攻めてくる痛みと中途半端かつ永続的な尿意が結構きつかった。19時前に点滴以外が外され、看護婦に支えられて立ち上がってトイレまで歩いたところで目眩と吐き気で廊下に倒れ込んでしまい、再び看護婦に支えられベッドに戻って暫くの間横になっていたら徐々に楽になってきた。しかしその晩は殆ど眠れず、夜中に点滴を交換しに入ってきた看護婦に痛みはどうですかと声を掛けられ、カロナールを一錠もらって飲んで横になって夜が明ける頃には痛みも消えていた…
…今日はここまで、手術の具体的な内容については他日。
