耳を悪くしてからというもの、音は耳ではなく脳で聞いているのだということを身に染みて感じている。これまで聞こえていた周波数帯が聞き取り辛くなったことで脳が混乱し呼応して耳鳴りが現れ、脳が激しく疲労する。かといって音を聞かないと脳が退化して認知症になったりするので音楽は聴き続けた方がよいらしい。で、今日も仕事しながら音楽を聴いているのだが、エレクトロニカとかエフェクト加工系の音が聞き取れない、Jazzなど生楽器は大丈夫、など脳による妙な差別化が行われるようになってしまい、ちょっと混乱している。いや、逆にそれは残り少ない人生、時間をジャンル絞って集中して取り組めという仄めかしだと思うことにする。
