新宿三丁目、Base Barでカウントダウン。冷凍スピリッツと炸裂するJBLサウンド、明け方まで。

ヘネシーの広告、あれめちゃくちゃいいなぁ。桃井かおりの「根津クンが来る」ってやつ。いいなあ・・・。俺はヘネシーなんか飲まないけどね。以下、備忘録。

「根津クンが来る。根津甚八は飲み友達である。飲むという幸福な時間は共有するが、あっさりとわかれる。活躍を知って喜んだり悲しんだりするが、それ以上は近づかない。好きなのに接触しないという距離感。それが飲み友達なのだ。その根津クンが来る。卓上のヘネシーを見て私は大人の幸せをかみしめる。若い頃、五百円札をポケットに入れて飲んでいたふたりが、今はふくいくとした香りを惜しみなくふりまく至福の酒を、心ゆくまで味わおうとしている。」(桃井かおり)

「桃井かおりが来る。桃井かおりは、男女の友情が好きである。恋愛にはいつか別れが来るが、いい温度にさえしておけば、友情は一生持つ。それはさながら、いつでも入れる心地よい温泉をずっと持っているようなものだ、 とさらりと言ってのける。僕は、そんな彼女との友情をこよなく愛している。なぜなら、その温泉にはいつもとびきりの美酒がついているからだ。ヘネシー。グラスを近づけるだけで、いきなり大人をときめかせるあの香りが、久しぶりに会うふたりの間の温度を、たちまち適温にしてくれる。」(根津甚八)

(2002/07/03)

山の中の池にいる。水面が雨を静かに受け止めている。僕の後に訪れる者は無いと思う。

山の中にいる。ヒトも動物もいない。水の流れる音。冷たく鼻通りのよい空気。枯れ落ちた木々から上品なお茶っ葉の匂い。

品川からのぞみ107号。夜の沼の波浪音を聴きに行く。

江戸川橋から面影橋方面に向かって歩いている。この狭く薄暗い路地は約25年前、僕の生活そのものであった。目的があるようで無いようで、行きつ戻りつしながら神田川は今日も、流れている。

年賀状を作成する。Photoshop、InDesignの無料体験版でデータ製作、宛名プリント用アプリのDB整理、などにパワーを投じていたらあっという間に日が暮れる。

終日、家庭内ファイルサーバー構築にパワーを投じる。これまで使ってきたPowerMacG5の延命措置がもう限界なので。で、過去の苦い経験からHD(3TB)×2でRAID1(ミラーリング)設定にする。

あっという間に日が暮れて、「シメイ・グランド・リザーヴ・マグナム」。痺れる。

山手通りから中山道を北へ、30kmラン。強風に阻まれ煽られながら、へろへろがくがく状態で何とか完走。

目的地(埼玉県上尾市付近)で温泉に入り、ビールを飲む。痺れる。

仕事納め、来週から休暇を取ることにした。ある程度まとまった量を休まないと、いろんなことがが戻らない。

帰宅時の電車がやけに空いている。人々は皆、飲みに行ってしまったのだろうか。

思考の外に転がり落ちるもの。余白のカウンターアタック。

朝な夕な、Genesis『A Trick Of The Tail』を聴いている。名盤らしいが僕的に聴くチャンスが今。そんなアルバムがまだまだ一杯あるんだろうなぁ。

自分の中のあらゆるものが疲れている。強大なストレス、長期間に渡るストレスに細胞が破壊されてしまったのかもしれない。

夜、新宿西口にて仕事関係の忘年会。心臓の、軋む廻転音。

14時前、丸ノ内線・新中野駅で下車。底から表面までが浅い階段を上ると、青梅街道沿いの街並が何故かもの悲しい。水分の足りない大気に陰った太陽光が射し込むとこんな雰囲気になるのだ、と今更ながら世界の本質に気付く。

知識、技術、時間、何もかもがもの凄く足りない。激しい苛立ちを、ウィスキーのいつわりで鎮める夜な夜な夜な。

新宿東口で職場の忘年会。終了後皆と別れ、三丁目Base Bar。Koji Moriに邂逅。久し振りだったのであれこれ話し込む。で、気が付けば26時、凍える明治通りを歩いて帰宅。

時が懸河の勢いで昨日を塗り潰していく。軋む心臓の廻転音、埃のようにこびりつく疲労。

一体何をやっているんだ、俺は。

ゲンに子供(男の子、二人目)が生まれたんだって!