実家滞在最終日。高齢父母の暮らしぶり、特にこの春脳梗塞で倒れた母の回復ぶりを確認しつつ、車の運転感覚をすっかり失っている自分に気づき、来年は自動車学校に通おうかと。 のぞみ108号で帰京中に記す。

病み色褪せた落日を余所に夜を急ぐ。口をつぐんだきみが言葉をつむぐ時。この先決して芽ぐむことのないロマネスク、あの茫洋として蒼白く物悲しい情熱を、眼底で増幅された潮騒の如き月光奏鳴曲と共に。 のぞみ92号で移動中に記す。

先週に引き続きVoトラックのエディティング。一旦これでOKかな、あとはさとさんのリードギターが入ればMix依頼できる状態。もう1曲は年明けから作業開始予定。

仕事納め。日暮の新宿西口ビル群を背後に山手通り。こんな場所にもあったコンクリート・リバー。 これを聴いていた。 Fren『All The Pretty Days』(2022)

高層ビル街に抜ける幅員の狭い道。降り続く雨粒みたいな冷たい時間、震えながら人にあふれ、資本の入口に非接触カード。存在と虚無の間にぶら下がる中間物的思考が止め処なく、下降する螺旋の如く。 これを聴いていた。 Frank Z...