「ことば」とタイプしてしばし沈思。ペンを執って闘う、そんな時代も今は昔。政治経済という圧力鍋のなかに閉じ込められ、季節の裂け目だけが自在に風を吹き散らす。

これを聴いていた。


D.Lambert『Sweet Apocalypse』(2017)

自宅でリズムギターRec。今回はライン&アンプシミュレーター、結構いい感じで録れたような気がする。

ブランデーを飲む。安物だけどうましけれ。

風光り符号となって空に舞う。乱暴でロマンティックな、じめっとした夜の雨。

道端に咲く青色、赤紫色の紫陽花にはっとする。その非日常な色合いがどこか刹那的でうら悲しい、宇宙の生滅サイクルを掻き乱すようで。

言葉の泉、涸れて底には真如あり。神保町・学士会館付近にて。

これを聴いていた。


D.Lambert『True』(2019)

出社。山手線が激しく混んでいる。新宿駅も然り。

曇天にパステルカラー、あちらこちらに紫陽花の花。何気なく立ち寄った公園の片隅にびわの実。三個ほどもいで、持ち帰る。

陽光に彩られながらゆっくりと流れる、埃っぽいピアノの音。ジャズでもなく、クラシックでもなく。

これを聴いていた。


D.Lambert『Alone Ⅱ』(2020)

おそらく誰しもが感じるであろう基本的でありきたりな不安に終日、苛まれる。思考の僅かな継ぎ目から忍び込んでくる、考えたくないようなこと。

これを聴いていた。


DeLange『Images』(2020)

朝一で久し振りにヘアカット。最近通い始めたこのお店、昔のアメリカンな音楽が心地よく響く。窓の外は雨、遠くにかえるの鳴き声。

家で仕事してへとへとになる、なんて何かがおかしい。

これを聴いていた。


Brian Eno『Discreet Music』(1975)

梅雨冷え、出社、言葉のない恋歌。


toe『the book about my idle plot on a vague anxiety』(2005)