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仕事帰り、南新宿ギャラリーZ。不安神経症、心気神経症、強迫神経症、離人神経症、抑鬱神経症、等々。ノイローゼ・ダンシング。狂気が創造に荷担し、そして創造が狂気を解放する。自らの体験をイメージ化しカタルシスを得るという原始的な手法が、実は無限の可能性を秘めた人の正気の沙汰なのだ、ということに気付く。

(2005/11/30)

仕事関係の送別会に出席する為、神楽坂へ。疲れ切ったカラダにハード・リカーが染み渡る。

深夜、奇妙に羅列するタクシーに轢き殺されそうになりながら、早稲田通りをふらふら歩いて帰宅。

(2005/11/29)

自由律よ、
息の切れ目が誕生だ

昼飯を掻き込みながら何気なく読んでいた古い詩誌にこんな一節があった。思わず箸を止めじーっとその字体を見遣る。

上戸彩嬢の写真集を校了し、終電で帰宅。

(2005/11/28)

昼過ぎから『ブルー・ギル』『アイデンティティー泥棒』の編集作業に没頭。あっという間に日が暮れる。

山手線に乗って新宿へ。ちょっと買い物をしてからBar BOX。ひとしきり飲んでタワレコへ、川村結花のアルバムを購入。『それでも明日の歌が聴こえる』は名曲だと思う。

(2005/11/27)

『愛する君のために(スロー)』の編集作業。振り返ればこの曲、リズムトラックを録ったのが二年前、ピアノを録ったのが一年半前だ。その直後ヴォーカルを入れようとしたんだけど上手くいかなくて、自棄になっていたらすっかり忘れてしまった。ところがこの夏突然思い出して作業を再開、もう少しでようやく日の目を見ることになりそうだ。

(2005/11/26)

目下製作中の音源であるが、どうしてもその音圧を市販のCDレヴェルに上げたくなってマスタリングツール(C3 Multi Band Compressor)の導入を考える。そこで早速VST Wrapper(DP4の機能拡張)を購入し、VST Audio Plug-In各種を使える環境を整備することにした。明日の午後、佐川急便で到着予定。

(2005/11/25)

昨夜のギター録り完了後、珍しくユカワが「飲みに行こう!」と誘ってくれたんだけど、俺は断ったんだな。彼の気持ちはよくわかるけれど、これからの作業がもっと大変なのさ。

仕事関係で北京のスタッフと電話で何度も遣り取り。現地の通信インフラがちゃんと整備されれば(現状1Mbps程度だそう)、もっともっと楽になるんだけどなぁ。

(2005/11/24)

ユカワのギター録りフィナーレ。感動のあまり、お互い手を取り合って涙ぐむ(ウソ)。

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重たいスタジオの扉を開けると.....

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Gretsch Silver Jet!

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いぇい、完了!

(2005/11/23)

一日中働き尽くめ。くったくたになって新宿三丁目、Bar BOX。LAPHROAIGのQUARTER CASK。今年一番のヒット、そのヨード香に癒される。

深夜、電柱や学生に激突しながら帰宅。明日はいよいよギター録りファイナルだ。

(2005/11/22)

Jより各種詩誌到着。サンキュー!

(2005/11/21)

母と新宿へ。デパート数軒をまわり、あれこれお買い物。両手一杯の紙袋と激しい人いきれにエネルギーを奪われ、タクシーで帰宅する。音楽的には進捗無し。

(2005/11/20)

夕刻、母上京。続いて加藤夫妻来客。楽しき宴、即座に母とすみちゃんによる「味噌クラブ」なるものが結成される。おいしい自家製味噌を造りましょう、というのがその趣旨。

(2005/11/19)

感情の細かな気泡がソーダ水のように冷たい11月の空へ上昇する。続いてイマジネーションが圏界面を越え磁気嵐が荒れる。宇宙天気予報は異常電流の大量発生を警告中である。

爆発的に忙しい一日。

(2005/11/18)

「冬はつとめて」。地下鉄に乗り込むと、いつもは殺伐としている車内の表情が何故か今朝はたおやかだ。新聞を読む人、書籍に向かう人、携帯に文字を打ち込む人、居眠りする人。ねぼけまなこが鋭い閃きを見取る季節かな。

「昼になりて、温く緩びもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし」。

なんとなく『枕草子』な一日。

(2005/11/17)



(繁忙)

(2005/11/16)

この夏から地道に録り進めてきた音源を外付けHDにバックアップ。全5曲、没テイクも含めると30GB強のデータ量だ、ひょえ〜。ふと気付けば各曲とも30trkを越え、Power Book G4君ではRecするだけであっぷあっぷ。その一方でG5君は僕の指令を粛々と、さくさくと処理してくれてます、頼もしいです。

…なんてことを考え始める、ということはレコーディング作業が最終段階に来ている、ということさ。がんばれユカワヨウイチ間も無く27歳ジム・モリソンが死んだのは27歳ジェフ・バックリィは30歳で死んだ俺は既に3X歳。

(2005/11/15)

街を歩く僕の口元には
ひっそりとした飢えがあった
不意に足下から食い散らかされた肉片が
紙きれの如く舞い上がっていったんだ

極東の小さなアトラスから
欲望のオイルが揮発する
僕の言葉は乾いた喉笛を鳴らしながら
その音は君の耳に届くだろうか

(2005/11/14)

なんかすっかり冬っぽくなってきたな。昨日は木枯し一号が吹いたらしい、ずっとスタジオにいたので気付かなかったけど。

録ったばかりのギタートラックを整理。その後「ブルー・ギル」のモノローグ部分の歌詞をまとめ、取り敢えず録音してみる。

夕刻、新宿へ。街は師走モード全開だ。ぷらぷら買い物などしてBar BOX。Paul Wellerの新譜を聴きながら、地味に飲む。

(2005/11/13)

終日、馬場のスタジオに籠もりっきり。ギター録りファイナル、のつもりだったけど、二カ所ほど積み残す。

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(2005/11/12)



(休憩)

(2005/11/11)



(休憩)

(2005/11/10)

電子書籍書店某の皆さんと打ち合わせ。実はこの業界、恐ろしい程の勢いで売り上げを伸ばしている。そのユーザーの殆どが10代20代の若者で、綿密なマーケティングが全く役に立たない程ニッチなコンテンツが売れているんだとか。全く日の目を見ず絶版になった書籍が電子化された途端爆発的にダウンロードされ始めたり、といった例もあるらしい。

ちょっと前に面白い記事を読んだのでメモ。作家=アーティスト、ミュージシャン、出版社=レコード会社、読者=リスナーと置き換えても良い内容。

次回作品を執筆中の作家、荒俣宏氏に電子書籍の現状と今後の電子書籍と出版社との関係を直撃インタビュー。果たして荒俣氏の胸の内にあるものは…。

編集部:好むと好まざるとに関わらず電子書籍は今後一般化していくと思われますが、作家として電子書籍をどのように見ていますか?

荒俣:書き手の多くはアレを本とは認めていないようですが、僕のような売れない作家にとって電子書籍は救いになると思いますね(笑)。出版社から『初版5000部刷るのも怖いので……』なんて言われても、電子書籍なら出版できるでしょうから。何より発表手段が増えるということは書き手にとっていいことです。

編集部:そうなると出版社との関係も変わってくるのでは?

荒俣:出版社がいらなくなるかどうかの議論はさておき、少なくとも関係性は変化していくでしょうね。結局、問題になるのはコンテンツの中身だけですから、編集者や取り次ぎ、書店など、これまで作家に“寄生”していた連中から解放されることになる。執筆活動と関係のないプレッシャーから解放されるというのは、物書きとしてありがたいです。出版というものが作家がいないと始まらないものだと再認識されて、作家の地位が向上する可能性も出てくると思いますよ。

編集部:読者との関係はどうなると思いますか?

荒俣:紙媒体では刷った5000部が出版社にあるのか、取り次ぎか書店か、あるいは読者の手元にあるのか、よく分かっていないという部分がありました。そうしたことがなくなるわけですから、読者との関係がはっきりしてくる。そうなると読者をより意識して本を書くことにもなるでしょう。

編集部:一方で電子書籍は一定の市場を確保しながらも、現在の出版市場をしのぐことはないだろうという見方がありますが。

荒俣:僕としては、20年後には出版市場全体の9割くらいを占めるようになってもらいたいと思ってます。ただしそれには、今の段階で電子書籍とはこういうものだというグランドデザインを描く必要がある。そして、それに沿って向こう20年間は、作家も出版社も、その他諸々も、目先の利益を追わずに、持ち出し覚悟で普及に努めなければいけないでしょう。

そういえばWeb新潮に掲載されていた井上夢人氏の「ハイパーテキスト小説」のことを思い出した。各章の終わりにいくつかリンクがあって、各々異なる展開が用意されている。めちゃくちゃ面白い手法だと思ったな。

いや、レコードでもCDでもmp3でも鼻唄でも良い音楽は良い、ということなんだけど。

(2005/11/09)

僕は狂気への恐れから創造力の旗をやむなく半旗にしておくわけじゃない

_____アンドレ・ブルトン

僕は書く。未だ見ぬ君に会うために。

(2005/11/08)

ある人の試算によると、中国人を始めとする人類がこれまで生み出してきた漢字はたった一度使われただけのものを含めても全部で10万〜15万字しかないそうだ。そして漢字を含めた全地球に存在する文字の総合計も20万字程度なんだとか。しかし未だに全ての文字を符号化できていないのは何故だろう?メモリ節約のため?CPUの処理速度?いやそれはソフトウェアベンダーの意識の低さに他ならない。それができればいかなる時代の、いかなる言語の著者の思いも忠実に再現できるはずなのに。

いや、手描き文字が活字になった時点で何かが失われ、何かが新たに創出されたのだ。いやいや言葉というもの自体すごく制約があって構築的なものだけど、声はもっと茫洋としていて果てしないイメージを包含できる。

歌う、ということは言葉を伝える行為では無い、ということさ。

(2005/11/07)

朝、有酸素運動60分。神田川流域の桜並木が冬枯れている。

午後、冷たい雨が降り始める。霧に霞んだ都市をモチーフに、新たに創出せねばならなくなった歌詞数行を書き記す。

(2005/11/06)

ギター録りファイナル、の予定だったけどスタジオ取れず。仕方無いので家で作業、ユカワが単車に乗ってやってくる。

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(2005/11/05)

久しぶりにゲンから電話、何とそれは入籍報告だった。いやぁめでたい。ということでニヤニヤしながら家でラガヴーリンのカスク。独り酔っ払い。

ゲンさん、すみこさん、おめでとうございます!

(2005/11/04)

約20年振りに冬木徹著「傷だらけの浪人日記」(文庫本)。二年間の浪人生活を経て東大に入学するまでの日々のつづれ織り。曾野綾子著「太郎物語」と共に高校生の頃何度も繰り返し読んだ本、生涯忘れられない一冊。しかし合格した途端に最愛の彼女を失うなんて、まさに青春ドラマツルギー。

引き続きRec作業。「アイデンティティー泥棒」をモニターしながら、約1/4程録り直さねばならないような気がしてきて、再び宮殿に迷い込む。

(2005/11/03)

眠りの中の街
街の中の眠り
ドブネズミのように這い回る言葉と音と
僕の向こう側に満ちてくる潮のざわめきと

秋と冬のジョイント部分から夜の感情が漏れ出してしまっているような。

(2005/11/02)

都市のビルヂング群に満天の星。あらゆる欺瞞が言い訳を失う夜。いい季節だな。

美しい芸術は僕をセンチメンタルな気分にさせる。そしてそれは肉体的な喜びである。なんてさ。

(2005/11/01)

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