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忙しい夏だった。今月も様々な本を手掛けたが、中でもサックスプレイヤー、菊地成孔氏の『CDは株券ではない』という書籍の重版が決まったことが嬉しい。先日北海道で行われた「ライジングサン・ロックフェスティバル」前日に現地で直販したところ、すぐさま売り切れてしまったそうだ。慌てたタワーレコード担当者さんよりそのイベントに向かうフライト4時間前に追加オーダーを懇願される。ところがまさに製本中、無理言ってその時点で完了していた本をありったけバイク便に積み込んで羽田に送ったりとかしたなぁ。

音楽家がポップミュージックを極めて理知的に分析しながら「この曲は何万枚売れる!」と予想する本書、これがことごとく外れる訳だ。そして氏はそれを選挙の水物性になぞらえる。まぁそんなもんだよな、職業アーティストも政治屋も、そしてそれを委ねられた大衆も。

.....とかなんとか書き連ねていたところ、ギター録りを控えたユカワより「退廃サウンド、楽しみにしてて下さい!」というメッセージが届いた。

(2005/08/31)

僕の曖昧なる寂寥が、
僕の完璧なる領土だ。

しかし、目に映るあらゆる輪郭が危うい.....

(2005/08/30)

茫漠たる不安。僕はあの疎ましくも捨てられない感情の波間で、ただもがき溺れ死ぬのみか。

(2005/08/29)




(不安)


(2005/08/28)




(不安)


(2005/08/27)




(不安)


(2005/08/26)




(不安)


(2005/08/25)




(不安)


(2005/08/24)

活字と心象との絶妙な距離感。しかし押韻という諧和美がそこにディレイを重ね幻想空感を描き始めるや否や、僕は呼応するのを止める。そんな距離感。

(2005/08/23)

約三時間、並木道を往復しながら彼と話し合う。彼は無謬で成熟している。決して希望を棄てない。ユダヤ人のように賢明で、博労の如く無節操。しかし僕の心は微動だにしない。

(2005/08/22)

相変わらず調子悪し。焦燥に苛まれるばかりで何も手に付かず。

夜、Bar BOX。今週はEcho & The Bunnymen ばかり聴いてたな。そして温泉たまごみたいな、とろけそうな月。

(2005/08/21)

疲れました。何も遣る気がしません。とても憂鬱です。

夜、作業中の音源をCD-Rに焼く。そして高田馬場駅前にてユカワに手渡し。本日はこれで精一杯。

(2005/08/20)




(休憩)


(2005/08/19)




(休憩)


(2005/08/18)




(休憩)


(2005/08/17)

草むらに勿忘草(わすれなぐさ)を見る。夏の雷、エピローグ。急激に夜風が秋めいてきた。

書物の冷気。昼下がり、図書館でロートレアモン全集。そして17時頃からオープンテラスでギネス片手に詩誌各種。そんな風にこの夏を満喫したかったんだけど。

(2005/08/16)

終戦記念日。職場が靖国神社に近いということもあってか、右翼の街宣車が辺りを走り回っている。しかし「この国を憂う」んじゃなくて「この地球を憂う」と言えないのは何故だろう。

しかし政治家が靖国神社を参拝したからといって、我々の暮らし向きが良くなる訳ではないだろう。俺にはさっぱりわからんな、いっそ反戦、不戦の日と銘打ってくれれば良いのだが。

(2005/08/15)

引き続きリズムトラック製作作業。クリップ(0dBを超える)してしまった箇所の波形をひとつひとつ根気よく整形する。その後各トラックを何度も聴き返しながら最適なコンプレッサーを埋め込んでいく。結果半日粘ってなんとか基本的な作業を完了。来週からは僕のギター、そしてヴォーカル録りに入れそうだ。

夕方、ぶらぶら歩いて新宿へ。新宿通りに溢れる夏の臭い。紀伊国屋で久しぶりに新品の本を購入し、Bar BOX。独りしんみり飲む。

(2005/08/14)

有酸素運動60分。汗だらだら。

午後、ひたすらリズムトラック製作作業、DP on G5。途中ユカワより進捗状況確認TEL。気持ちは分かるがもうちょっと待ってくれ。不意に窓の外では激しい雷、そしてスコール。いぇい、もっと降れ!

(2005/08/13)

帰宅すると妹から置き手紙。「長らくお世話になりました」。まさにあうんの呼吸で紡がれた一ヶ月間だった。

相互の微妙な調子や気持が一致する。確認などせず、自然に。こんなアンサンブルが良いと思う。

(2005/08/12)

仕事帰り、近所の寿司屋で秋刀魚。太陽暦では既に立秋の頃である。

立棺の中で水平に泳げよ。知らぬ顔の半兵衛、毅然として嘆じて曰く。

(2005/08/11)

夏負けノックダウン。ギブミー夏休み。

しかし今回の音源は間違いなく凄い音になるぞ。で、初秋風の頃までに僕のギター&ヴォーカル録りを終え、ユカワ専務のギター録り、その後ミックスダウンを経て完成、という青写真を描く。

(2005/08/10)

日々自分が更新されていることを実感できなければ。しかし目に入る日常は、今日も幻の模倣を繰り返す。

言葉が言葉であることをやめたり、言葉が過剰に言葉であろうと躍起になったり。そんなミミズの如き蠕動運動会で汗だくだく。

(2005/08/09)

朝、いつもの通勤電車ががらがらだ。そうか、世間的には夏休みなんだな。

そういえば最近「女性専用車両」なんてものがあるけれど、それって本来の趣旨からすると「若い女性専用車両」と呼ぶのが正しいんじゃない?しかしさっぱりわからんなぁ、シルバー専用車両とかなら理解できるんだけど。なんて、その車両を脇目に思う。

夜、さっさと帰宅して音源製作作業。引き続きドラムトラックの加工に没頭。先ずは波形データをチェック、クリップしてしまった箇所をひとつひとつ丁寧にトリムする。そのあとで基本的なCompressorとイコライザーを各トラックに埋め込んでしまうのが僕のやり方。Digital Performer Ver4.12(今後はDPと表記)の「NW Compressor」というAudio Plug Inはとても使い勝手が良く、重宝している。

.....ということでこれから暫くの間、このコーナーは「レコーディング及び音源製作日誌」になるだろう。

(2005/08/08)

早速昨日録った音源をトリートメント。先ずはそのデータをG5に移植して、ドラムトラックを一つずつ念入りに。そんなこんなであっという間に日が暮れてしまう。

生温い風を掻き分けて、Bar BOX。ハッピバースデイ、マスターT。

(2005/08/07)

午後から代々木のスタジオでレコーディング。結果12trk同時録音×4曲分をPower Book G4の内蔵ハードディスク(Travelstar7K60/7200rpm)に格納する。

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PBG4、MOTU828&828Mk2

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じんさん(I feel Coca)

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ゲンさん(作務衣)

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ユカワ専務(バウハウス)

(2005/08/06)

無為に過ぎていく時間と焦燥感.....。いや、明日からレコーディング開始だ!

(2005/08/05)

露光過剰な夏の光線と、感光する度に退色していく僕の感覚。

汗だくで帰宅してBASSを2本飲み干した。全然ダメな日々である。

(2005/08/04)

じとじとと灰汁をしたため風が舞う。

.....夏負け、暑気中り。暑いよぅ。

(2005/08/03)

声なき声、言葉なき言葉の蜜を集めること。

俺はだらしなく太ったアーティスト、クリエイター気取りが大嫌いだ。

(2005/08/02)

自殺。敗北の証左。いや、僕はそれを社会の必然的病理と見る。

僕は神を信じたことが無い。そんなことより死にそばだつことの方が重要なのだ。例えば、刺されてもそれを貫通させない(未完)

(2005/08/01)

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