葉月晦日、相変わらず未練がましい残暑。俺の夏はすっかり黄昏れているんだけどさ。

先日録った音源をHDR(ハードディスクレコーダー)からMACに移植。これが思いのほかタイヘンな作業だった。まるまる1日費やす羽目に。

なんとか全曲移植完了させて、近所のスタジオへ。新曲の歌馴らしなど。

夜遅く、次回ライブに向けたバンドリハーサル。するすると曲がまとまっていく。いやぁ、楽しき農夫。

濃密な1日。あ、そういえばごはん食べるの忘れてたヨ。


(2002/08/31)

明日からのレコーディング作業再開に備えて家のマッキントッチュ(PowerPC G3、400MHz)をセットアップ。数年前まではこれが最速だったんだけどなぁ。今やすっかり色あせてしまったよ。必要ない機能拡張をオフにして、メモリ(256MB)をぎりぎり一杯アプリケーションに割り当てて、MOTU828+Audio Desk。昨年交換したハードディスク(20GB)、かなり高性能な模様なのだが果たしてこのマシンはこれから始まるハードタスクに耐え切れるのだろうか?ちょっと不安。


(2002/08/30)

仕事帰り、ANNIVERSAIRE CAFEにてギネス飲みながら作詞。未練がましく肌をなぶる生温い風、だらしなく終わる夏。

* * *

Sweet Sweet Decline(退色スル、傾斜スル、タイ廃スル.....)

乾いた夜には涙
乾いた夜には涙
心に渦を巻くすみれ色が
ああ、このまま藍に変われ

十字架みたいな夢だ
十字架みたいな夢だ
夜の支配者たち扉閉じた
ああ、色あせて

真昼の果てを狙って(擬音、rwrx_xr)
暗がり片隅から(擬音、rw_r_xr)
のち曇るだろう空に迷い込む

祈るふりをした影が
祈るふりをした影が
地面を抱きしめた夏の午後
ああ、このまま終わるならば

* * *

この資本主義貨幣経済システムとはキャバクラみたいなものだ。それは欲望を煽るだけ煽ってしまいにゃヒトを骨抜きにしてしまう蝋人形の館(うひゃ)さ。地球上にはその支店が散在していて、目下その本店総支配人はジョージ・ブッシュである。奴は店舗拡大の為いけ好かない場末のスナック経営者らに無能(と書いてやくざと読む)まがいの恐喝行為を繰り返し・・・やーめた。


(2002/08/29)

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(2002/08/28)

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(2002/08/27)

レコーディング各曲のギターアレンジなどをぼんやりとイメージし始める。で、ギター手に取って弾き始めるも、ひ、ひけない…。そこで急遽練習。あぁ、先が思いやられるな。詞も書かなきゃなんないし、これはタイヘンだ。飲んだり仕事したりホムペ更新したりしてる暇など無いぜ。あ、仕事はします、生活という魯鈍(ロドン)さん、薄鈍(ウスノロ)さんたちに日々ストーキングされてるからさ。やむなしやなし。

(2002/08/26)

満を持してのレコーディング、いよいよスタート。ヘイタクシーに機材しこたま詰め込んで三茶のスタジオへ。7時間、計9曲。気力体力時間が許せばあと3-4曲は録れたと思うんだけど、さすがにぐったり今日はこれにて。だけどこれからの作業が更にタイヘンだな。ギター、ボーカル録音&MixDown等々。

本日大活躍したじんくんのハードディスクレコーダーを自宅に持ち帰る。今宵はその筐体をしげしげと眺めるのみ。まるでそれは不意に現れた闖入者、その操作方法をマスターするだけで数日掛かりそうだ。ということで暫く飲みに行けそうにないなぁ、マスター各氏、悪しからず。

午前中仕込んでおいた冷凍HERRA-DURA(なんと今夏初!)飲んで寝るぞ。じんくんげんくんお疲れさまでした。

(2002/08/25)

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(2002/08/24)

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+++eel Live Images+++
(シリーズ化第2弾)

(2002/08/23)

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カメラマンSõkoさん撮影のLive Image。ベースのゲンくん。

(2002/08/22)

仕事帰りの地下鉄車内、突如乱れ飛ぶ霹靂的怒号。中年男が一緒にいた中年女を怒鳴りつけている。事情は知る由も無いが物情騒然、ガタガタ怯える女。電車から降りようとする素振りをみせるものの、恐怖に体が硬直し身動きできない様子。間もなく神楽坂駅に到着しドアが開いたその瞬間、思わず僕は駅員を呼んだ。長らく停車、駅員に促され、二人はすごすご降りていく。しかし駅のホームを歩きながら男は再び女を怒鳴り散らす。やがて扉は閉まり電車は動き出した。数秒後、僕の視線はその女を捉える。しかし男の姿を見ることはなかった。再びこの電車のどこかの車両に乗り込んだのかもしれない、若しくは取り押さえられたのかもしれない。事情はさっぱりわからないけれども、恐らくこれでよかったんだと思う。

(2002/08/21)

逃げるようにカイシャをタイシャして表参道、ANNIVERSAIRE CAFE。ギネス飲みながら滞っていた作詞作業に没念、約1/3を描き上げる。

不意に夜風に促され、立ち上がる。満面に秋の気配。

(2002/08/20)

昨日に引き続き作詞を試みるも、まるでダメ。言葉の彫琢はとても楽しい作業だけど、肝心の原石が無ければ飲んであくびして寝るだけさ。

(2002/08/19)

作詞を試みるも、まるでダメ。曇天にやられた感。

気分転換に、と散歩。しかしからみつく重たい空気はなかなか拭い去れず。目白駅付近でずいぞ雨が降り始める、傘がない。だけど雨宿る気にもなれず、「濡れぬ先こそ露をも厭え」てな気分でそのままずるずる歩き続ける。背後に流れゆく街の景色、ことごとく砕け散っていく。にび色のイメジにすっぽり支配されたカタチ。どこまで行っても気分は晴れず、だけど新宿あたりでちょっとだけ上向いて麦酒でも飲むかと思った時既に遅し、すっかりずぶ濡れ、どこにも行けない姿になっていた・・・Groomy Blueな一日。

(2002/08/18)

ほったらかしにしてたBBSの改修作業、集中してがーっと一気に。ほぼ完成。あーしかしPC作業は脳がめちゃくちゃ疲れるな。

近所のスタジオで作曲作業、これもほぼ完成。あとは歌詞だな、これが一番時間掛かるんだけど。

ほっと一息、BarBOX。今宵はイギリスの女性シンガー特集。Beth Orton、Angelouなど。後日CD買いに行こう。そして程良く酔いが回ってきた頃、なぜかお客さん全員参加で猥談。「俺の恥ずかし体験告白ナイト」と相成り盛り上がる。

午前一時、新曲のメロディを口ずさみながら歩いて帰宅。なんだか妙に爽やかなその調べ、タイトルは「デクライン」(退廃、傾斜)にしよっかな。

(2002/08/17)

Love Is Just a Four-Letter Word
(2002/08/16)

女の子達で賑わうカフェ、そのオオプンテラスの片隅で、
北園克衛の詩篇を眼下にギネスを飲んでゐる、
仕事がへりの夏のよひ。

タイルがやさしく白熱電球にこたへてゐた
そのうへに迷ひ込んだ蝉がぽつりと伏せてゐた
不意に大通りから入ってきた女
ヒイルでそれを踏みつけた
「ぎぃ」と鳴ひてせつなのしじま
女は悲鳴を上げて後しざる
慌てた給仕、それをきれひに片付けた
そのありさまをを鳥瞰し、僕は夏のをはりを予感する

終戦記念日。「記念」なのかよ、おい。

(2002/08/15)

明し方、胡麻を過剰摂取して死ぬ男の夢を見る。

朝地下鉄車内で見たあの人は、あの人なのだろうか。

饂飩、蕎麦が大好物。近所の「名古屋きしめん」、週一ペースで通っている。「冷やし名古屋きしめん+納豆おろし」、最高!蕎麦は笊籬(いかき)系、冷やし系に限る。季節の推移を追うように味も推移していくところがオモシロい。しかしラーメンは喰えないなぁ・・・ところがここんとこ近所のラーメン屋が振舞う冷やし中華にはまっている。胡麻だれスープ、更に胡麻と胡瓜と海苔が不断に乗っけられたそれ、とってもまいうー(笑)。酢が効いてるぜ。そういえばこれも最近お気に入り、総菜屋某の「蛸とトマトのマリネ」「鰻と若芽の酢の物」、グーグー。灼熱直下のアルマジロ、僕の体は胡麻と酢を所望されている御様子。

じんくんが紹介してた北園克衛.comが良い。一日一編、コピー、ペースト&プリントアウトして読むことにする。ほんとはこんなことしちゃいかんのだろうが。

(2002/08/14)

九段下の駅ホームにて悠々とすいかを喰らうおじさんに遭遇。周囲にすいか臭を撒き散らし、注目を浴びていたよ。

みんみん蝉を眼近に観察。西日本出身の僕(あぶら蝉専門)にとってそれはまさにアイドル的存在。透き通る羽、黒光るボディが美しい。それにしてもなんでこんなに小さな体からあんなにデカい声をお出しになるのか。マーシャルおサルさん達、猛省せよ。小型アンプフルテンサウンドは別格。

(2002/08/13)

###色彩の渦の中心=死###

その外縁付近で生まれ
|
渦の半径=時間軸
|



注)・濃↔淡を繰り返す(黒100%&↔白0%を想定する)
   ・藍+赤+黄=黒である、ということに留意している
   ・周り続けることを止めるとそのまま中心に向かって落下してしまう

追記)外縁も中心も黒、白、*鼠色を移ろうマージナルゾーンである。

*脚注)ねずみ‐いろ【鼠色】
1-鼠の毛のような、青ばんだ淡い黒色。灰色。ねずいろ。
2-(白黒がはっきりしないところから) 所属・主張・態度の曖昧あいまいなこと。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

___ANNIVERSAIRE CAFEにて
[12/Aug/2002:22:23:55+0900]

(2002/08/12)

昨夜FFRに同席してた友人Kの弁、「アコースティックサミット、とっても良かった」。普段なかなか人のことを誉めない彼、らしくない発言が嬉しかった。

Google、Goo、Yahooなどの検索エンジンにて「孤独」と入力、結果まるでつまらないサイトばかりが表示される。

新曲、できそうな予感。

夕刻新宿三丁目、BarBOX。全く知らない女性のお客さんにこのコーナーの話を振られ、びっくり。毎日更新、ってのは堅持したいな、思うとこいろいろあってさ。

(2002/08/11)

夕刻、アコギ抱えて近所のスタジオへ。作曲作業。完成まであともうちょっとかな。

夜、ゲンと共に池袋FFR。レコーディングの打ち合わせ&「Beg Your Pardon?」のバーライブを聴きにね。以前僕が彼らにリクエストしたというジェフ・ベックの「悲しみの恋人達」を演ってくれた。という、って表記したのは、リクエストした当人がそれをすっかり忘れてしまっていたからなんだけど。最近ほんと物忘れが激しくて困ってしまうよ。まあいいや、いつにも増してロックなライブはいつも通りの大盛り上がり、僕はこれまたいつも通りバンドに乗せられ飲み過ぎてしまう。泥酔。

再来週リズムトラックを録ることになった。上手くいきますように。

(2002/08/10)

仕事を終えくったくた状態、飲む気にもなれない程。まっすぐ帰宅してBBSの改修作業。なんとか動くようになったものの、細かい不具合山積。またもや途中で投げ出して、ビール飲んで寝る。

預かっていたとても貴重な本を返しに行く道すがら、台風で増水した神田川にそれをうっかり落としてしまい途方に暮れる、という夢を見る。

(2002/08/09)

:::::宇宙塵:::::
(2002/08/08)

宇宙線、地平線、垂直線、僕。その対角線で揺れながら、孤立系闇夜に咳払い、苦痛と苦悩と屈辱と。

(2002/08/07)

夜、近所のスタジオで作曲。展開できない彼女にうんざり、暑さでげんなり意欲は萎え萎え。

(2002/08/06)

昨夜観た「チェルシーホテル」に出演していた77歳のジャズシンガー、Jimmy Scottの「The Lonly 1(one)」という曲を聴き、感極まって泣いてしまう。おなかも空かないしアルコール摂取する気にもなれない夜。以下歌詞邦訳。


ジ・ロンリー・ワン

ショウの後君はまっすぐに通りすぎた
腕は君の名前のサインまで伸びている
君がバックステージパスを光らせたのと同じように
カメラのフラッシュに写しだされる君の眼を僕は据えた

バンドのメンバーが出て来て君の後ろに立った
シンバルが叩かれると光はブルーになり
厳かなもやの中に君は独りで立っていた
光り輝くギターは金色のラメに魅せられている

そして君、君はただ独りだった
君は独りぼっちだった

君がパフォーマンスするとそれはとても強烈だ
君の身を守るために僕は批評する
僕は自分がただのファンであることを分かってるさ
僕はただの一人のファンさ

家に辿り着いたら僕はアラームのスウィッチを切り
何のメッセージも入っていない留守番電話をチェックする
僕は昨日の中から一つを演奏する
僕は君が言うことを聴きながら弾くよ
それは君だね
君はただ独りだ(3×)
君、
君はたった独りだ
君は独りぼっちだ
(2002/08/05)

チェルシーホテル」を観る、新宿テアトルタイムズスクエア。舞台はニューヨーク、バーで働きながら詩人になることを夢見るユマ・サーマンの姿に恋してしまった・・・いやそれはさておき、とっても素敵な映画。チェルシーホテルという、アーティストの卵たちが暮らすアパルトマンにて日々展開される個々の叙事詩。「孤独な芸術家たちは愛の交歓を知らない。彼らはただ、自分の想いに押し潰されそうとしているだけだ」。ボブ・ディランになることを夢見てクラブで歌い続ける男。詩人、画家、詩人、画家、詩人、画家。そして既に名声を確立しているジャズシンガーのおじいさん、作家、アル中、作家、アル中、作家。ちゃんとしたライナーノーツは後日。

帰り道、BarBOX。BGMはケビン・ティエスタ、アート・リンゼイ、スザンヌ・ヴェガ。映画の余韻に浸る。そういえば、僕が初めてリアルタイムでニューヨークを感じたのはスザンヌ・ヴェガの1stだったな。

suzannevega 街角の詩、1985

(2002/08/04)

先日取り置きしてもらってたアコースティックギター、購入。MartinのOOO-15っていうやつ。これからピックアップ等取り付けてもらうので、自宅に持ち帰ることができるのは来週末になりそうだ。嬉しいんだけど、今後の返済のこと考えると気が重くなってしまうよ・・・

・・・まぁ、いいじゃないか。必要に迫られて買ったんだからさ。なーんて自問自答しながら突然思い立って先日ゲンが日記で告知してた北青山のバー、HOZhogへ。さんざん探し廻ってようやく見つけた、まるでだれかさんちのホームバーで飲んでるみたいな雰囲気。BASS*2飲んで帰る。

(2002/08/03)

ひねもす自宅に引き籠もり諸々作業。ふと表へ出ると昼なのに真っ暗、しかも大雨でびっくり。遮光カーテン引きっぱなしだったから外界の様子をまるで把握できてなかった。

深夜欲望蠢く歌舞伎町を横切って新宿三丁目、BarBOX。The Whoのベーシスト、ジョン・エントウィッスル(59)が死んじゃった(6月末)そうだ。知らなかった・・・。そこで急遽、The Whoナイト。その昔大好きだったんだよなぁ。めちゃくちゃ盛り上がり、然然して飲み過ぎる。

Quadrophenia Quadrophenia(四重人格、1973)

午前三時、うなだれ歩いて帰宅。

(2002/08/02)

作りかけの曲、ここ数日間すっかりほったらかしたままだ。この暑さじゃまるで創作意欲が湧かないなぁ。

BBSを新しくしようと思ってCGIとかPerlとかを調べ始めている。試しにフリープログラムをちょっとだけカスタマイズしてアップロードしてみたのだが・・・全く動かず。その原因さっぱり分からず、むしゃくしゃするので夜の散歩。近所の美容院のおねいさん、酒屋のおじさんなんかと立ち話するなどして気分転換。

螺旋舎より購入した詩誌、詩学「荒地詩集特集」(昭和38年刊)が面白い。学生の頃から荒地派の詩人、特に田村隆一が好きで愛読してきたわけだけど、その評論は殆ど読んだことがなかったな。荒地派とは・・・

『純粋詩』に集まったモダニズム系の若い詩人達で結成。鮎川信夫や中桐雅夫を中心に、三好豊一朗、黒田三朗、田村隆一、北村太郎、木原孝一などが集まった、荒地とは「われわれの共通の主題は荒地である、すなわち、戦後の荒地に生き残ったわれわれは、詩人の誠実さからして、われわれを救う永遠的な価値を見い出さなければならない。そのためには、詩に意味の回復を求めること、分明批評を詩の課題とせねばならない。と鮎川信夫は語っている。ここに、荒地派の思想詩の体質がでてくる。これは、彼等若い詩人たちの戦争体験を経てでてきたものであり、またイギリスのT・S・エリオットの長篇詩『荒地』の影響も受けている。また、モダニズムの形式偏重・無内容の詩からの反省でもある。

・・・だそうだ。詩人とは最もナイーブな自然人と最も厳格な芸術人という極めて顕著な矛盾を一つの人格の中で持続的に共存せしめることのできる、例外的に強靭な精神の所有者を称する謂であって、云々。

(2002/08/01)

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