春の陽気に促され、神田川沿いを散歩。およそ60%程度散ってしまった桜並木、散りゆく桜にしがみつかんという勢いで飲み食い騒ぐ学生やら、それをしみじみ眺める老夫婦やら。そして間断無く桜の花びらは舞い落ちていく。川面に目をやると、一面が花びらで覆われていた。曇っていたせいか、それはまるで銀河系に散りばむ星々のよう。ふいに川沿いの柵に目をやると、そこには約1メートル間隔で墨で書かれた川柳が貼り付けられており、遠い先まで風に揺れていた。

流れ星
とっさの願い
みつからず
(高齢者)

学内は
メールで機密
かけまわる

真紀子どの
ジャンヌダルクか
巴御前

盆踊り
年金組の
発表会

神田川
廿一世の
桜道

早大生
コンパはいいが
道あけろ

江戸桜
散りゆく後に
若葉萌ゆ

若い人
幸せすぎて
すぐきれる

以下、戸塚二小の子供たちの作品。

西早稲田
桜が積もる
水の道

春休み
面影橋で
待ち合わせ

いちょうの葉
まどにぶつかり
せいちょうだ

西早稲田
エコステーションで
有名だ
(知らなかった・・・)

・・・とまあこんな具合。あまりにもおもしろかったので、メモしながら歩いた。やがて日の傾きと共に雨が降り出し、急ぎ足で帰路についたのだが、この川柳群、きっと明日は雨で墨が滲んで読めなくなるだろうな。
(2002/03/31)

新宿タワレコにて、
Todd Rundgren「The Best of Todd Rundgren」、
COSMIC ROUGH RIDERS「ENJOY THE MELODIE SUNSHINE」を購入。
Todd Rundgren、大好き。
「Something/Anything」、数千回は聴いたと思う。
凄く曲とメロがいいんだよ。「くーっ」てな感じ。

夜、池袋FFRへ。Beg Your Pardon?のバー演奏を聴きにね。マスター、ボス深田氏が新しいボトルを用意してくれていた・・・モルトだぁ!興奮しながらラベルの文字をメモしてみたりする。

CASK STRENGTH
SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
5YEARS OLD 58°

裏面にはかすれた文字で商品説明が。

ビンテージアイラモルト カスクストリングス
強烈なスモーキーさとピート香
オイリーで僅かに塩味の伴うフィニッシュ
中身はラガヴーリンと考えられます
5年から8年ものを樽詰めしてあります。

「中身はラガヴーリンと考えられます」ってのが凄いな。そしていつも通り生演奏をつまみにしながらなもんでついつい飲み過ぎてしまい、深夜電柱などに激突しながら歩いて帰宅。
(2002/03/30)

ふかふかのベッドの中で
体温を感じながら眠りたい
自分との温度差が
やがてクロスフェードしながら
まるで静かに移行する季節
一晩で一流転
あこがれ
(2002/03/29)

引き続きell Live CD「きさらぎソングス」ジャケット製作作業。

自爆テロが頻発している。個々の事象を大写しにし、その当人の魂値(レベルオブソウル)に思いを馳せる。
(2002/03/28)

ell Live CD「きさらぎソングス」ジャケット製作作業。画像をあれこれいじりながら、ふと気付くと深夜2時。ああもう寝なきゃ、でも寝るのがめんどくさいなぁ・・・。ギネス飲んでラフロイグ飲んで房総ひじき水に戻して炊飯器仕掛けて勢いつけて寝る。
(2002/03/27)

辻元清美が辞職した。彼女が最後に残した言葉「政治家という仕事はやりがいがあるだけに、埋没していく快感の虜になる」っつうのが、やたら心に残る。そういえば彼女、僕が学生の頃バイトしてた馬場のバーに若い学生引き連れてよく飲みに来てたな。今と相変わらぬでかい声が耳障りだったのを覚えている。更に僕が高校生だった頃、彼女は「朝日ジャーナル」誌上で「若者達の神々」の一人だったんだよな。昨夜その当時の編集長、筑紫哲也の番組に出演してたけど、二人ともあの頃の精彩を欠いてたな。年寄ると皆鈴木宗男みたいになっちゃうのはどうしてだろう。でも、僕の中では埴谷雄高、田村隆一といったおじいさんたちの魂が今でもきらきら輝いている。あ、二人とも数年前死んじゃったけど。
(2002/03/26)

近所の大学で卒業式が行われたようだ。朝から着物を着てはしゃぐ女の子たち、つんつるてんのスーツ、靴は白いスニーカー、といった出立ちの男の子たちがあたりをうろうろしている。そして仕事を終えた帰り道、「三次会行くひとぉ〜」などと酔って騒いでいる学生たち。俺は卒業式、謝恩会など出席しなかったなぁ。帰宅後、引き続き自宅に引き籠もってeel Live CD製作作業。
(2002/03/25)

引き続き自宅に引き籠もってeel Live CD製作作業。ふと思った、俺昨日から誰とも喋ってないな。3週間くらい押し黙ってても平気だった19歳の頃を思い出す。

夜、後藤魂くんのジャズライブを一緒に見に行かないかとゲンに電話したら、彼は花見中。そうか、引き続き自宅に引き籠もってeel Live CD製作作業。
(2002/03/24)

引き続き自宅に引き籠もってライブ音源まとめ作業。夜まで掛かって2曲完成。耳が痺れる。実は物心ついた頃から右耳が殆ど聞こえないのだが。左を潰したらおしまいだ、っていう恐怖感にいつもさいなまれる。耳をはじめ、僕は右の機能がまったくダメなんだ。でもそのおかげで左がとても敏感になった。
(2002/03/23)

新宿三丁目、M'sで飲んだあと、冷たい雨に打たれながら徒歩で帰宅、我が愛しきサブ・ストリート、明治通り。酔いが一気に醒める。自宅前の桜、約1/4程度散ってしまっていた。近くに止めてあった車、桜の花びらまみれだ。刹那いな。
(2002/03/22)

朝目覚めて窓を開けると、桜吹雪。ベッドの白いシーツの上にピンクの花びらがばら撒かれる。あまりにも風流だったので、そのままにしておいた。

eel Live CD製作に向けてのミキシング。まる1日掛けて2曲完成。5、6曲は収録したいなぁ。暫くの間、この作業にかかりっきりになりそうだ。その作業中も虫が窓から飛び込んできたり。
(2002/03/21)

仕事帰り、珍しく同僚Mさん、Kくんと飲む、四谷三丁目の渋いラウンジバー。70年代風の店内、松田優作とかが飲んでそうな感じだ。Mさんがボトルを出してくれ、遠慮無くガブガブ飲んでしまった。

二人と別れ、深夜徒歩で帰宅(約30分)。春宵一刻値千金なり、空気が心地よい。そして自宅マンション前にて愕然、そこには桜の大木が一本植わっているのだが、なんと満開。夜の空の色をバックに、さらに街灯にほんのり照らされて、それはそれは幻想的な光景でした。
(2002/03/20)

小岩井オニオンチーズ
米と炭ごませんべい
シチリア島のいのししサラミ
キューピー深煎りごまドレッシング
LEA&PERRINSガーリックソース
房総ひじき
ポークレバーペースト
でん六カシュー&アーモンド
なめこおろし納豆
胚芽精米
ブロッコリースプラウト
海洋深層水


死ね愛の言葉
叫びは黙って舌を噛み切れ

(2002/03/19)

時の回廊をくぐり抜け
響き合ううたに出会った
耳に届かないその声
イメージだけが木霊する

闇に覆われた憧れの楼閣
崩れ落ちても 何も見えない、見えない
悲しい気分はいつも
まるで霧に似た雨のように落ちてく
時の回廊をくぐり抜け
響き合ううたに出会った

暗喩の森を横切って
響き合ううたに出会った
うつむいて耳を澄ました
君は大丈夫、大丈夫

月の向こうの銀河の岸辺
波打ついのち 打ち返して、打ち返して
寂しい気分はいつも
まるで恋してる女の子のひとみ
暗喩の森を横切って
響き合う歌に出会った

争い疲れた僕らは
言葉を選ぶ義務がある
静かな夜の波動に
鋭く光る闇を見た

月の向こうの銀河の岸辺
波打つ命 打ち返して、打ち返して
寂しい気分はいつも
まるで恋してる女の子のひとみ
時の回廊をくぐり抜け
響き合ううたに出会った

___アラン・リヴィエール

(2002/03/18)

目覚めると宿酔、かなり重体。

11:30よりFFR、ボス深田氏の結婚式にふらふら状態で参加、スイートベイジル六本木。HELLO、東京ボブ・ディラン、Beg Your Pardon?、Red Wood Brothers Bandのライブを聴きながら昼間っからビール、ワイン、シャンパンなど。夕方から渋谷で二次会、そして三次会。約半日飲み続けたことになるなぁ・・・そんなことはまあいいや、深田さん、美保さん結婚おめでとう!とても素敵な結婚式、楽しい一日。
(2002/03/17)

神田川沿いの桜並木、三分咲き。それを目にして、はっと驚く。

自室に籠もって過去のライブ音源まとめ作業。アラン・リヴィエールをほぼ完成させる。ちょっとだけ嬉しくなって、そのまま自室で飲む、モルト。
(2002/03/16)

仕事を終え、新宿三丁目のBar M's。ギネス&ラフロイグ。25時、その薄暗い地下室を後にし、明治通りを歩いて新宿北郵便局。妹から届いていた書類を受け取って帰宅。ここ数日間、完全に思考停止状態。
(2002/03/15)

LIVE_1
LIVE_3
LIVE_2
LIVE_4
junk
(2002/03/14)

unagi
eel専属カメラマン、Nekowataさん作のイラストレーション。このバンドのイメージだそうです。
(2002/03/13)

ライブ。終演後、若くして死んでしまったJeff Buckleyの意志を継ぎたいと本気で思った。
(2002/03/12)

先日、台湾留学中の妹(中国古典詩など専攻、兄妹揃って社会性まるで無し)が日本の大学を受験、その合否結果を仕事抜け出して見に行く、どきどきしながら護国寺。合格してた、それを本人に知らせようと国際電話を掛けられる電話を探しまくるが、なかなか見つからず。仕方なく実家に電話して、伝言を頼む。なんでこんなに不自由なんだよ。深夜、彼女と入学書類作成について作戦会議。台湾は日本国と正式な国交が無いので、いろいろ大変なんだ。役所仕事に翻弄される羽目になりそうだ、なんでこんなに不自由なんだよ、鈴木宗男&外務省。
(2002/03/11)

春の陽気。道行く人たち、みんな浮かれているように見える。新宿でギターの弦など購入し、道端に座ってぼーっと春を満喫していたら、不意に若い男の子が近寄ってきて「あのー、火を貸して下さい」。最近全く知らない若い男の子によく声を掛けられるのだが、それは俺が年を取ったせいなのかな。

ライブ前最後のリハを終え、皆で半年ぶりに日本へ戻ってきたChris Silva(from San Francisco, California)のバーライブ、渋谷The Altgate(だったかな?)。素晴らしい即興演奏家、独り多重奏者。途中でヨーコさんなるソプラノサックス奏者をこれまた即興的に交え、アヴァン・ギャルドなブルースなどやり始める。意識がなくなるまでそのサウンドに酔っていたかったが、1stステージまでで今宵は解散。
(2002/03/10)

午後、機材抱えて近所のスタジオへ向かう道すがら、加藤書房の店主さんに邂逅。どうやら古書を仕入れにこの界隈へやってきた様子。そして2時間後、彼が本日の成果を背負ってスタジオへやってくる。大正14年刊の詩集(ウン万円)を見せて貰った。しばし黙読、経年変化したそのぼろぼろな装丁からはとても想像できない、今の時代にも通底するとても鮮烈な内容に思わずにやけてしまう。そう、僕が住んでる界隈は古本の宝庫だったりするんだ。
>>>早稲田古本ネット
(2002/03/09)

仕事を終え、M'sへ。ギネス&ラフロイグ。Keith Richerds、Cosmic Rough Riders、Heavenなど、きらめくサウンドの数々。帰り道は明治通り、「歌舞伎町のドンキはどこですか」と金髪の男の子。教えてあげたら握手を求められた。彼はとても嬉しそうだ。俺も嬉しくなった。「一緒に飲むか」。声を掛けようと思ったが、今夜は手持ち不如意なり。
(2002/03/08)

ひねもす、感情の雨漏り。その修復作業、よもすがら。
(2002/03/07)

頭蓋の中で乱反射する。硬く柔らかい、冷たく暖かい、ピアノの音。やがて不協和音がコズミックな唸りをあげる。
(2002/03/06)

狂。
今日。
土くれ。
膨張宇宙。
きさらぎソング。
ブロッコリースプラウト。
気難しさが原因で、僕は一生をふいにした。
闇に吠える、美しい毛虫。
ピアノの音色。
奇人の憂い。
地下水道。
午前3時。
羽音。
区。

ウイスキーを水で割るように、言葉を意味で割るわけにはいかない。
(2002/03/05)

次回ライブのフライヤー作成に着手。数点の素材を眺めつつ、ぼーっとすること数時間。あっと閃いてそのイメージ、急遽確定。そうなれば後の作業は早い。

今宵はハードリカーレスナイト。なかなか寝付かれない。その分、空想に酔う。
(2002/03/04)

宿酔状態のままギターアンプ担いで近所のスタジオへ。歌いまくる。いつしかアルコールも抜け去る。

夜、新宿三丁目Lovers Rock Cafeへ。HELLOのバー演奏を聴きにね。いやぁ、生演奏をつまみに飲む酒はほんとにおいしいな。ついつい飲み過ぎてしまい・・・いや、今宵は肝臓のさざめきに深く耳を傾け、セーブする。それにしても、彼らの演奏はほんとに素晴らしい。
(2002/03/03)

ANNIVERSAIRE CAFEにてギネス飲みながら詩読、詩作。閃きまくって、新曲の歌詞をほぼ書き上げる。なんだか嬉しくなって新宿三丁目、M'sへ。VIRGIN飲んでサウザ飲んでふらふらになって帰宅、記憶まるで無し。朝起きたらコート着たまま寝てた。最低だ、死にたくなるぜ。
(2002/03/02)

朝から春の匂いが立ち籠めている。こりゃたまらん、仕事休んでふらふら散歩に出かけたい気分満載だ。しかしこの資本主義貨幣経済システムに生きる現実、借金の総額などが脳裏をよぎり、いくつかの夢想を断念する。

仕事帰り、いつもの酒屋へ。店に入るやいなや店主が「しまった!」という顔をする。「ごめん、ラフロイグ切らしちゃったんだ」。ということで、ノンアルコールナイト。「きさらぎソング」のデジタル化作業など、深夜まで。
(2002/03/01)

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