心労と塵労とが夕刻、ぬるい雨となって全身に降り注ぐ、夏がだらしなく終わる。

心労と塵労とが夕刻、ぬるい雨となって全身に降り注ぐ、夏がだらしなく終わる。

時間が無口な微風の如く、僕の二の腕に冷たく。

時間が無口な微風の如く、僕の二の腕に冷たく。

昼の雨、夜の雨。灼熱のアルマジロ。全て忘れてしまえば。