再び京都出張。現地はかんかん照り、蝙蝠傘持ってきた、っていうのにさ。 夕刻、業務完了してのぞみに飛び乗る。その間際、何となく秋の気配。

音がとてもよく聞こえる。例えば、それが幾何学的に聞こえる。そして、鍋で炊いた米粒みたいに音符が立ち上がっている。 もっと早く気付けばよかった、と無明の都市の街灯の下の後悔。

木材の鳴り方が凄まじい。 Emasrson String Quartet『Shostakovish nos.3,8&11』