国家権力が夕暮れの山手通りを走る。お前たちは無能だと言わんばかりに大声を上げながら走る。

新宿通り沿いのビルディング。通用口から中に入ると無機物で囲まれたエレベーターホール。6階で降りるとあらゆる防火扉が閉まっている、GPSによると確かにこの場所が目的地のはずだ、しかし既に約束の時間は過ぎている。

思考の配列、意識の乗法。言葉の速度、感覚の微分商。

モノローグ、ライノタイプ。

午後、女性5人を相手に一生懸命説明を行う。矢継ぎ早に質問を浴びせ掛けられ、必死で応対すること60分。疲れ果てる。

崩れる。そのかすかな気配を感じながら、山手線に乗る。緊張、半緊張のコードが繰り返され、やがて新宿駅へ。扉が開き、朝陽が差し込むホームには整然と人々が並んでいる。しかし無機的な4ビートの裏で、不協和音が鳴っている。崩れる。

午後、仕事関係で両国へ。隅田川を渡っただけで、こんなに街の空気が変わるのか。いや、恐ろしく穏やかな空気。

やっとのことで復活。体力の衰え、著し。

夜、代々木のスタジオでeelリハーサル。粗野で乱暴なサウンド、今はこのくらいが丁度良い。

相変わらず咳が収まらないけど、本日より仕事再開。マスクをする⇒眼鏡が曇る⇒視界不良、という課題を解決できないまま、一日が終わる。

昨日一旦引いた熱が、本日再上昇。おまけに咳が酷いので、新宿三井ビルクリニックへ。肺炎を疑われレントゲンを撮るも、問題無し。で、抗生物質を飲みながらしばらく様子を見ることに。

クスリの影響か常に意識が虚ろ、なので音楽ばかり聴いている。


LIZARD(1979)

Curtis/Live!(1971)

インフルエンザA型。寝ても覚めても苦しい苦しい。