流れる時間を許して 振れながらプラタナスは揺れ ピストルが音もたてずに 脈を打つ ギザギザに刻まれた 時間軸 自堕落
モノクロ 蒼い夕暮れ 黒猫 光る瞳と 三日月が 僕を見ている 螺旋の闇 それを描いた
幻想都市の軒下で ゆらゆらと発熱する頃 狂った夢がはじけて 振れながらプラタナスは揺れ
そして僕は 闇を超えていく 希望さえ 足下に遠く 屈辱の朝が 紅茶みたいに 染まりゆく それさえもまぼろし